ねことらうさぎ

アート、植物、散歩、猫、パン、遠距離介護の合間にあれこれの日々を書いていきます。

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祖母直伝?和ハーブの王様ドクダミ、実家流の使い方とは

 

 

今週はじめより埼玉から瀬戸内地方の実家に介護帰省中です。

 

 

ガーデニング好きな方にとって

雑草というのは厄介きわまりないものですよね?

 

その中でも特に嫌われているのがドクダミなのかもしれません。

ドクダミを検索してみると一番上に出てくるのがなんと、

 

ドクダミ 駆除

 

 

しかも駆除したあとも、

あの匂いがイヤ。。。という人も多いかも。

 

活用してもお茶くらい?

いやいやお茶なんて罰ゲームでしょ!

いろんな声が聞こえてきそうです。

 

ドクダミは昔、

十薬といわれていたくらい

いろいろな症状にいいと重宝されていたようです。

 

内服薬として胃腸病、利尿、便秘、下痢、食あたりに、

外用薬として吹き出物、腫れ物、皮膚病などに、

また毛細血管を強化するので、

高血圧、動脈硬化の予防にもいいとか。(Wikipedia より参照)

 

 

 

 

さて、ここ実家の庭でも

あちらこちらで只今ドクダミの白い花が絶賛満開中です。

 

子どもの頃はたしかに私も

あの独特のにおいが苦手で、

咲いている横を通るだけでにおってくるので、

遠回りしていたほどでした。

 

しかも一緒に住んでいた祖母が、

ときどきドクダミをまっ黒に煎じたりして、

それを子どもの私にも飲めと。。。

それこそ罰ゲームですかー?

と叫んでたような叫ばなかったような。。。

 

 

今も毎日、

今年で90歳になる要介護2の母は

変わらずセッセと庭の草取りをしているのですが、

でも不思議とドクダミは抜かないんですよね。。。

 

母に聞いてみたところ、

ドクダミは薬になるから抜かない。。。

とか。

昔はどの家でも最初はわざわざドクダミを植えた。。。

そうです。

 

 

 

 

その母が昨夜、

指が痛くてボタンをとめられない。。。

と言いだしました。

 

見ると親指が少し腫れていたのです。

もしかしたら素手で草取りをしているので、

小さなトゲが刺さってふさがってしまったか、

傷にバイ菌が入ってしまったか。

 

医者にかかるほどでもないと思うけど少し腫れてるし、

高齢者はチョッとしたことでも悪化することもあるし、

どうしたものやら。。。

 

 

 

。。。と、

そこでドクダミ

ふと頭に浮かんだのです!

 

 

 

。。。ということで、

昔、祖母が私にしてくれていたことを思い出しながらやってみました。

 

 

ドクダミの葉をライターの火であぶる

②葉をもむ

③患部にはる

④上からカットバンテープで止める

 

 

とってもカンタンです!

 

ドクダミは殺菌作用もあるので、

①は必要なのかわかりませんが、

祖母がやっていたので一応やっておきました。

 

 

 

 

そして一日たった本日、どうなったかというと。。。

みごとに母の指の腫れがひいていました!

痛みもないようです。

ドクダミすご〜い!!

 

ただ、やはりトゲのようなものが刺さってふさがったようで、

あるポイントの奥の方だけが痛みを感じるようです。

ドクダミではトゲまで取ることはできないので、

こちらは様子をみることにします。

 

とりあえず自分でボタンを

止められるようになったのでまずは安心です。

 

ドクダミの実力が少しわかったうえに、

ホントに昔の人が大切にしていたこともわかって、

なんだかホッコリした気持ちになりました。

 

今度戻る時に

実家のドクダミを抜いて自宅に持って帰って、

庭に植えてみようかな。。。

な〜んて思ってみたりもしたのです。

 

 

 

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。