ねことらうさぎ

アート、植物、散歩、猫、パン、遠距離介護の合間にあれこれの日々を書いていきます。

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実家に遠距離介護帰省



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東京駅から新幹線で西へ西へ…。

 

ほぼ半日かけて西日本の海辺の町にある実家へ。

 

今月も始まった。

両親の介護帰省。

 

最近は帰省する三日前くらいから

気分がズズーーーンと重くなっていくようになった。

 

 

 

昨年、両親の介護が突然降って湧いた。

 

それまで自分が介護、

それも遠距離の実家に毎月、

介護で帰省するようになるなんて想像すらしていなかった。

 

 

 

帰省する度に戸惑いと、驚きと、目が回るくらいの忙しい日々が続いたせいか、

最近では帰省する日が近づくと身体が拒絶反応を起こすようになったのだ。

 

 

とはいえ最近では、最初の頃に比べて状況が落ち着いてきていて、

介護の中でも「見守り」が中心になってきたのだが、

この「見守り」が結構くせもので、

精神的、肉体的にジワジワと押し寄せてくるものがある。

 

 

 

しかしながら、

しんどいシンドイと言ってばかりいても何も始まらないので、

楽しいことも見つけたいではありませんか!

 

などと自分を鼓舞してみる。

 

 

 

そういうことで、

 

とにかく

 

遠距離帰省のモットーは「頑張らない」

 

それが一番だと、この一年で学んだ。

 

任せれるところは専門家にお願いし、

自分たちは自分たちが出来る事をする。

 

 

 

 

 

両親は共に要介護2。

 

母は4年前からアルツハイマー認知症

老老介護の末に父が昨年5月に脳梗塞で倒れ入院し、

歩行が少し困難となり、それと同時に前頭葉認知症も発覚した。

退院間際に申し込んでいた老人ホームに空きが出たので、そのまま入居してもらった。

 

 

父が倒れてから一年。

気が付いたら三姉妹で協力しながらやっていた。

月の上旬は長女、中旬は次女、そして下旬は三女の私。

毎月淡々と、

まるで自分たちの仕事のように。

 

介護と同時に私たちを苦しめたのは

実家の経済状況及び父の工場の状況だった。

どうなっているのか分からず最初は手探り状態で、

注意深く一つひとつ絡まった糸をほぐすように把握し処理していかなければならなかった。

 

それもなんとか状況だけは把握することが出来た。

 

 

 

 

それぞれの家族、

 

支えて頂いてる介護専門職の方々、

 

そして

協力して乗り越えようとしてくれている

姉達にも感謝の思いでいっぱい。

 

 

頑張らないで、

 

ゆるゆると…

 

呪文のように唱えてみる。

 

先はいつまで続くやら…。

 

 

 

 

 


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